介護の仕事をするための自己PRのコツ

介護業界では老若男女問わず、様々な他の職種を経験した方が働いている。また、特に若い方たちの中には、大学や専門学校で専門の知識や実習を積んでこの業界に飛び込む方もいる。いずれの場合においても、介護の仕事というのは人対人の現場であり、知識の深さ以上に人間的な深さ・魅力が求められているのだ。

自己PRをする際には、介護の知識があるとか、他の事業所で介護の経験があるということはもちろんなのだが、それ以上に、その本人の人間性が問われていると考えて臨むべきだ。当然、人間性は一朝一夕に身につくものではないため、日ごろの心掛けから意識することが実際には必要となるだろう。

これから介護の仕事をしようとする方にとって、志望動機をどのように書くのかが重要なポイントでだろうかと考えるかと思う。介護の仕事をするうえで大切なのは、介護をされる方の幸せであったり、その周りの方の幸せだ。このような方たちがいかに気持ちよく介護を受け、また施設を利用してもらえるか、という視点から自分が何をすることができるかを考えるのが、志望動機を考えるコツである。そのような視点を持った方が入ってくれれば、介護を受ける方やその周りの方たちだけでなく、介護の現場に携わる方たちにとっても良い結果をもたらすことになるからだ。

ぜひ、自分がどうしたいのか、何ができるのかという自己PRに加えて、介護をする際の純粋な気持ちや行動について、そしてそのことが介護を受ける方も含めた周りの方たちにどのような良い結果をもたらすことができるのかについて考えてみると良いだろう。